あなたは誰を思い浮かべましたか? そう、このゲームでは彼や彼女のように、ループものの世界を体感できるのです。
ループものについてご存じない? ならばお教えいたしましょう。ループものとは主人公、あるいは主要な登場人物に時間を遡る能力があり、特定の時間を繰り返しているという形の物語です。そこでは大体にして、悲劇的な出来事が起こります。そしてそれを打開するために、彼は、彼女は、時を繰り返すのです。
さあ、悪意に満ちた、惨劇の螺旋に囚われてみませんか? そして繰り返しと推理の果てに、惨劇を打ち破ってみませんか? その方法はここにあります!
『惨劇RoopeR』は2人から4人用のシナリオ型推理ボードゲームです。1人から3人のプレイヤーは「主人公」となり、惨劇へと挑みます。
ゲームの開始時、あなたは何も知りません。ゲーム盤に並べられたキャラクターたちの役割も。予告された事件の犯人も。物語の真実も。果てはどうなったら負けてしまうのかすらも! そんなアンフェアで最低なゲーム、勝てるわけがありません。
しかし諦めてはいけません! そう。あなたは時間を遡れるのですから。予め決められた回数だけ、あなたは同じゲームを繰り返せます。世界は何も変わりません。役割も。犯人も。真実も。敗北条件も。変わるのは、あなたの経験だけです。そして行動を変えれば、結果も変わります。さあ、次のループを始めましょう!
残る1人のプレイヤーは「脚本家」となります。あなたの目的は惨劇を作り出し、それを観劇することにあります。脚本家はゲームの管理者です。しかしその一方で、主人公を全力で打ち負かさんとする対戦相手でもあります。
あなたは全てを知っています。役割も。犯人も。真実も。勝利条件も。しかし彼らは時間を遡れます。すべてを悟らせてはいけません。シナリオを巧みに紡ぐのです。偽装しましょう。攪乱しましょう。悪意の謎へと絡め取りましょう。もはや彼らはあなたの掌の上。メタ世界の愉悦と、煮えたぎるような頭脳戦をお楽しみください。
全ての真実は「脚本」にあらかじめ書かれています。例えば彼女はキーパーソンであり、それ故に彼女の死が敗北条件であるといったように。基本セットには10作の脚本が収録されており、それらを通してゲームを学べます。さらに別売の脚本集では30作もの脚本を収録。いつまでも遊び続けることができるでしょう。
それでも足りない? アイデアを思い付いた? 素晴らしい! 『惨劇RoopeR』ではあなただけのオリジナル脚本を作ることもできます。行うことはそこまで多くはありません。いくつかのルールを選び、キャラクターに役割を配役し、事件を用意すれば完成です。あなただけの舞台へと、人々を招待しましょう!
Z-man Games(F2Z Entertainment)より本作の海外版、『Tragedy Looper』も出版して頂いております。海外でも大好評で、拡張の出版が進んでいます!
大変光栄なことに、Dice Tower Award 2014にて、Most Innovative Game(最も革新的なゲーム賞)も受賞いたしました。
有志の方々より、素晴らしい動画やレビューを頂いております! ゲームをより理解するには最適と言えるでしょう。ここで改めて感謝を伝えるとともに、紹介いたします。
4Gamer様にて、当ゲームの紹介記事を掲載して頂きました。朱鷺田先生による素晴らしい文章と、挿入される軽いリプレイによって、ゲームの雰囲気を間違いなく掴むことができます。興味を持っていただけたら、是非一読してみてください。→こちら
電撃オンライン様にて、当ゲームのリプレイを掲載して頂きました。BakaFireが脚本家を務めております! →こちら
様々な作品のキャラクターを用いた動画にて、惨劇RoopeRを扱ってくださった方もいらっしゃいます。ゲームがどのように進むのかを知りたい方には特にお勧めです。第1話がアップロードされた時系列順に並んでいます。上の方の動画はα版や古いバージョンを使用していることもあります。
日時: | 2024年5月19日(日) 12:00~21:00 |
詳細: |
こちらよりどうぞ |
脚本制作のサポートとして、公開シート、非公開シートのpdfファイルを配布いたします。 |
ほぼ絶版となっている各種拡張につきまして、DLsite.com様でのDL販売が開始しました。それぞれ画像またはテキストより取り扱いページにリンクしております。
同梱されているキャラクターカード「上位存在」に訂正があります。誠に申し訳ございません。詳しくはこちらをご覧ください。